XM(XMTrading)は日本人の利用者数が最も多い海外FX業者です。
- XMの金融ライセンスは信用できる?
- 預けた資金はどのように管理されるの?
そんなXMの金融ライセンスについてこのような疑問を抱いている方も多くいらっしゃるでしょう。ご自身の大事なお金を預けることから、どうしても不安に感じてしまうものですよね。
そこでこの記事ではXMの金融ライセンスは信頼できるかどうか、資金の安全性やゼロカットを徹底調査してみました。またXMの金融ライセンスも競合他社と徹底比較しています。
XMに預けたお金がどのように管理され、万が一XMが倒産した場合、預けていたお金はどうなるのかについて詳しく解説していきます。
この記事を最後までご覧になれば、XMが保有している金融ライセンスの信頼性や資金の安全性について把握することができるので、安心してXMでトレードできるようになるでしょう。
目次
XM(XMTrading)は金融ライセンスを取得済み
XMではセーシェル金融庁の金融ライセンスを取得しています。
XMの運営会社はTradexfin Limitedといい、この会社がセーシェルのライセンスを保有しています。
運営会社 | Tradexfin Limited |
---|---|
所在国 | セーシェル共和国 |
金融ライセンス | FSA:セーシェル金融庁(番号SD010) |
XMの公式サイトでも金融ライセンスを取得していることを下記のように明言しています。
XM(XMTrading)の金融ライセンスは信頼できる?
結論から言うと、XMの金融ライセンスは信頼できます。
なぜならば、XMはグループ全体でも以下のような金融ライセンスを取得・保有しているからです。
- CySEC:キプロス共和国
- ASIC:オーストラリア
- FCA:英国
- DIFC:ドバイ
- IFSC:ベリーズ
XMのグループ会社全体でみてもこのような取得難易度の高い金融ライセンスを複数保有していることから、XMの信頼性はとても高いと言えるでしょう。
日本人向けに設立されたXMがセーシェルの金融ライセンスを取得しているのは、欧州の規制強化を受けて、日本人顧客に継続してサービスを提供し続けるためです。
実際のXMの実務はキプロスの本社で行われているため、サービスレベルは規制が厳しいCySEC(キプロス証券取引委員会)と全く変わないので、ご安心ください。
XM(XMTrading) 資金の安全性
XMは資金の安全性において、分別管理を徹底しています。
分別管理とは、顧客から預かったお金とXMの運営資金を別々に管理することをいいます。
そのため「XMに預けてたお金が勝手に運営資金に回されていた」というようなことにはならないのでご安心ください。
XMは顧客のお金をイギリスのバークレイズ銀行に預けています。バークレイズ銀行は世界40ヵ国以上に展開している国際金融機関になります。バークレイズ銀行の格付けはAランクなので、分別管理先の銀行としては安全と言えます。
ただし、XMの公式サイトではバークレイズ銀行における記載は見当たりませんでした。
- お客様の資金の分別管理
お客様のご資金は当社が用意する銀行口座へ移管され、分別管理されます。こちらの資金は当社の貸借対照表に含まれず、当社清算時に債権者への支払いに充当されることはありません。
- 銀行口座
お客様のご資金および当社の運転資金は定評ある優良金融機関に預託しています。
- 規制機関による監督
規制された証券ディーラーライセンス保持者として、弊社には厳格な金融要請に応える義務があります。従って、弊社はお客様の入金、会社の通貨ポジションの変動の可能性、その他の未払い経費を充当する 十分な流動資本を保持するよう法により義務付けられています。毎年の監査により不足が認められる場合には、弊社の内部監査法人により詳細が全て当局へ 報告される運用となります。
ただ、XMでは分別管理しており、顧客のお金を優良金融機関に預けているという記載があります。万が一、XMが倒産しても上限なく全額安全です。
XMはそもそも実績がある優良業者なので、簡単には倒産しないでしょう。
しかし、絶対に倒産しないとは言い切れないので、年のためにある程度利益が出たら出金するなど、必要以上に資金を預けないようリスク管理を行いましょう。
XM(XMTrading)はゼロカットを採用している
XMは追証なしのゼロカットを採用している海外FX業者です。
追証とはいわゆる借金のことです。
ゼロカットとは、たとえ相場が急変動をおこして、ロストカットが間に合わなかったとしても、業者がマイナスを肩代わりしてくれるシステムのことをいいます。
そのため口座残高がマイナスになったとしても、XMがゼロにリセットしてくれるので、借金を背負うリスクはありません。
実際に、スイスフランショックが2015年に起きたときも、XMでは口座残高が全ての顧客のマイナスをゼロにリセットさせたという実績があります。
スイスフランショックの際に同じくゼロカットを採用していた有名な海外FX業者のアルパリUKが、顧客のマイナスを肩代わりしきれずに倒産してしまいました。
しかし、XMではスイスフランショックの際に肩代わりしたマイナス分に対して、取るに足りないものであったと公言しています。
そのため、XMでは万が一のことがあっても安心できるでしょう。
XM(XMTrading)の金融ライセンスを競合他社と徹底比較
XMの金融ライセンスを競合他社と徹底比較してみました。
金融ライセンス | |
---|---|
XM | FSA:セーシェル金融庁 |
GEMFOREX | FSA:ニュージーランド金融庁 |
iFOREX | BVI FSC:英国領バージン諸島金融サービス委員会 |
AXIORY | IFSC:ベリーズ国際金融サービス委員会 |
HotForex | SVG FSA:セントビンセント・グレナディーン金融庁 |
TitanFX | VFSC:バヌアツ金融サービス委員会 |
競合他社の金融ライセンスはこのようにマイナーな国のライセンスが多いですね。
しかしグループ会社を見ると、取得難易度の高いライセンスを保有している業者とそうでない業者に分かれます。
金融ライセンス | グループ全体のライセンス | |
---|---|---|
XM | FSA:セーシェル金融庁 | キプロス、イギリス |
GEMFOREX | FSA:ニュージーランド金融庁 | – |
iFOREX | BVI FSC:英国領バージン諸島金融サービス委員会 | キプロス |
AXIORY | IFSC:ベリーズ国際金融サービス委員会 | – |
HotForex | SVG FSA:セントビンセント・グレナディーン金融庁 | キプロス、イギリス |
TitanFX | VFSC:バヌアツ金融サービス委員会 | – |
このように金融ライセンスで資産の安全性を確認する際は、業者とグループ全体の金融ライセンスを同時に把握しておくといいでしょう。
XM、iFOREX、HotForexは、金融ライセンスを複数保有しています。
そのため、競合他社からみてもXMのグループ全体の金融ライセンスの安全性は高いといえるでしょう。
まとめ
XMはセーシェル金融庁の金融ライセンスを取得しており、グループ全体でも取得難易度の高いライセンスを取得・保有しています。
XMの資金の安全性においては、顧客のお金を優良銀行で分別管理していることやゼロカットを採用して顧客を救った実績があることから非常に高いといえるでしょう。
Tradexfin Limitedは、FSAから証券ディーラーライセンス(番号SD010)を交付されています。
XM公式サイトから引用