- XMではどのようなボーナスキャンペーンを実施しているのか?
- XMのボーナスは出金できるの?条件とか注意点はあるのか
- XMでお得なボーナスを受け取るにはどうしたらいいのか?
海外FXでトレードしている方の多くが利用しているXMでは、このような疑問を持たれている方がきっと多くいらっしゃることかと思います。海外FXでトレードを行っていく上では、海外FXにおける最大のポイントであるボーナスキャンペーンについて理解を深めておくことは重要なことです。
この記事ではこのような疑問を持たれている方に向けて、「XMにおけるボーナスキャンペーン」について分かりやすくご紹介していきます。ボーナスキャンペーンの種類・各種ボーナスの受け取り方・各種ボーナスにおける注意点・全ボーナスに共通する注意点・ボーナスだけでトレードを行う方法など、XMにおけるボーナスキャンペーンについて網羅的に紹介していく内容です。
XMのボーナスキャンペーンを把握し、FXトレードの利益をより高めていけるようになっていきましょう。
目次
- 1 XMでは3種類のボーナスキャンペーンを実施している
- 2 新規口座開設ボーナスキャンペーン
- 3 2段階の入金ボーナスキャンペーン
- 4 ロイヤルティプログラム
- 5 XMPの交換方法
- 6 ロイヤルティプログラムにおける5つの注意点
- 7 XMではボーナスだけでトレードを行うことが可能
- 8 XMの全ボーナスに共通している15のルール
- 8.1 ボーナスはクレジット表記となる
- 8.2 有効証拠金は「残高+ボーナス」となる
- 8.3 ボーナスが受け取れない条件がある
- 8.4 残高の出金額に応じてボーナスは消滅する
- 8.5 取引プラットフォームMT4/MT5どちらでもボーナスはもらえる
- 8.6 ゼロ口座はボーナス対象外となる
- 8.7 同一アカウント内の別口座に資金移動するとボーナスも移動する
- 8.8 ゼロ口座に資金移動するとボーナスは消滅する
- 8.9 禁止事項・不正行為を行った場合はボーナスが消滅する
- 8.10 消滅したボーナスが復活することはない
- 8.11 損失が出た場合は残高から引かれる
- 8.12 ボーナスが相殺後にゼロカットが執行される
- 8.13 休眠口座になった場合はボーナスもリセットされる
- 8.14 ボーナス自体の出金はできない
- 9 ボーナスは所得に含まれないので確定申告に含める必要はない
- 10 まとめ
XMでは3種類のボーナスキャンペーンを実施している
まず結論から述べると、XMでは3種類のボーナスキャンペーンを実施しているのが現状です。XMで実施しているボーナスキャンペーンとしては、以下の通りとなります。
- 新規口座開設3,000円ボーナスキャンペーン
- 2段階の入金ボーナスキャンペーン(100% or 20%)
- ロイヤルティプログラム(キャッシュバックボーナス)
海外FX業者でトレードする理由としては、「豪華なボーナスキャンペーンを実施しているから」という要素が強いのではないかと思われます。海外FX業者であるXMでもこのように豪華なボーナスキャンペーンを行っているため、「充実したボーナスキャンペーンを実施している海外FX業者で取引していきたい!」というトレーダーの方にもおすすめの業者だと言えるでしょう。
それでは、XMで実施しているこれら3種類のボーナスキャンペーンについて、1つずつが概要を解説していきたいと思います。それぞれのボーナスキャンペーンごとに受け取り方・注意点が異なるため、注意して見ていきましょう。
新規口座開設ボーナスキャンペーン
XMでは「新規口座解説ボーナスキャンペーン」として、新規にリアル口座を開設したユーザーに対して5,000円のボーナスを口座付与するキャンペーンを実施しています。リアル口座とは、デモ口座のように仮想的な証拠金をもとにトレードを行うのではなく、実際に自分自身の資産でトレードを行っていく口座のことです。
XMのリアル口座としては、以下の3種類が挙げられるでしょう。
- スタンダード口座(STP口座)
- ゼロ口座(ECN口座)
- マイクロ口座
このように、XMではスタンダード口座(STP口座)・ゼロ口座(ECN口座)のほかに、「マイクロ口座」という少額の資金からトレードを開始できるリアル口座タイプも用意されています。
XMではこういった3種類のうち1つを口座開設した場合に、5,000円のボーナスを口座に付与してもらえるということです。新規口座開設ボーナスによって入金しなくてもトレードを行うことができるので、トレーダーとしては嬉しいことです。
「海外FXを試してみたい」という初心者トレーダーの方でも、安心してトレードを試すこともできるでしょう。では、新規口座開設ボーナスをもらうためにはどういった条件をクリアすればいいのでしょうか?
ここからは、新規口座開設ボーナスの受け取り方について見ていきます。また、新規口座開設ボーナスにおける注意点として、以下の点についても見ていきましょう。
- 30日の期限内に口座を有効化しないとボーナスを受け取れない
- 新規でリアル口座を開設した方のみが対象
口座開設ボーナスの受け取り方
XMの新規口座開設ボーナスを受け取るためには、「開設した口座の有効化」が必要となってきます。口座の有効化とは、本人確認書類の提出を行うことです。
XMでは、新規口座開設後に本人確認をしなくてもトレードを行うことができます。そのため、口座開設後に入金を行うことで5分たらずですぐにトレードを行うことが可能です。
しかし、新規口座開設ボーナスを受け取るためには本人書類の提出を行う必要があるため、注意が必要となります。XMの本人確認では、「身分証明書」と「現住所証明書」として、以下のような書類の提出が必要です。
◎身分証明書として提出可能な書類
- 自動車運転免許証・運転経歴証明書
- マイナンバー
- パスポート(旅券)
- 外国人登録証
- 在留カード、特別永住者証明書
- 障害者手帳
✖身分証明書として提出できない書類
- 住民基本台帳カード
- 学生証
- 社員証
◎現住所証明書として提出可能な書類
- 健康保険(被保険者)証
- 住民票
- 印鑑登録証明書
- 公共料金請求書/領収書(電気料金・ガス・水道など)
- 固定電話・携帯電話料金請求書/請求書
- クレジットカード・銀行利用明細書/請求書
- 納税通知書(領収証書)を始めとした租税通知書
これらの証明書はモノクロコピーでの受付はできないので、写真や記載内容が明確に読み取れるようにカラーでコピーしてください。本人確認書類の提出が完了したら、XMの会員ページから「ボーナスの申請手続き」を行う必要があります。
このように本人確認するだけではボーナスをもらうことができないため、ボーナスの申請手続きまでをしっかりと行っておきましょう。
30日の期限内に口座を有効化しないとボーナスを受け取れない
新規口座開設ボーナスをもらうためには、口座を有効化させる必要があると記述しました。ただ注意点としては、口座の有効化は30日以内に行わなければ新規口座開設ボーナスをもらうことができないということが挙げられます。
このように、新規口座開設ボーナスキャンペーンには有効期限があるため注意してください。
新規でリアル口座を開設した方のみが対象
XMでは新規口座開設をしただけで、5,000円のボーナスをもらうことができます。しかし、新規口座開設ボーナスキャンペーンはあくまで「新しくXMで口座開設を行ったユーザー」のみが対象となっているキャンペーンです。
XMでは最大8口座まで複数口座を持つことができますが、新規口座開設ボーナスをもらうことができるのは、最初に開設した口座のみということになります。そのため、「口座を複数開設してボーナスをもらい、トレードに役立てよう」というように考えている方は注意が必要です。
「新規口座開設ボーナスがもらえるのは1回だけ」ということは、よく覚えておきましょう。
2段階の入金ボーナスキャンペーン
XMでは、「100%入金ボーナス」と「20%入金ボーナス」といったように、入金ボーナスが2段階制となっているのが特徴的です。
入金ボーナスとは、入金額に対して定められているパーセンテージをボーナスとしてもらうことができるボーナスのことを指します。
XMでは入金上限額50,000円まで、100%入金ボーナスが適用されます。すなわち、50,000円の上限金までは、入金額をそのまま丸ごとボーナスとして口座に付与されるということです。
そのため、50,000円を取引口座に入金することで50,000円のボーナスをもらうことができ、結果として口座には100,000円の入金がされたことになります。さらに、初回でまとめて上限金50,000円を入金する必要はなく、上限50,000円までの入金の度に100%入金ボーナスが支給されるというメリットがあります。
たとえ少額入金であったとしても、上限金に達するまでは何度でもボーナスを付与してもらえるのは、トレーダーとしては嬉しい限りです。
そして、2段階目として20%入金ボーナスでは、5万円を超える入金に対して上限金450,000円に達するまで入金額の20%のボーナスを口座に付与してもらうことができます。20%入金ボーナスにおいても、少額資金の入金を繰り返したとしてもボーナスを口座に付与してもらうことが可能です。
20%入金ボーナスの場合は上限金が450,000円と一気に高くなり、「450,000円÷20%=2,250,000円」となるため、最大225万円の入金まで20%ボーナスの対象となります。すなわち、上限金45万円のボーナスを受け取るには、2,250,000円の入金額が必要になるということです。
入金ボーナスの受け取り方
入金ボーナスをもらうために、ややこしい手続きは一切ありません。XMが入金ボーナスを実施している期間中に取引口座へ入金を行うだけで、入金ボーナスをもらうことができます。
そのため、ほとんどの方が簡単に入金ボーナスを受け取ることができるでしょう。しかし、キャンペーン期間中に入金を行った場合にも、入金ボーナスがもらえないというケースもあるようです。
入金ボーナスがもらえないのは、どのようなケースでしょうか?
入金ボーナスが受け取れない場合
XMの入金ボーナスが受け取れない場合、以下のようなケースが考えられます。
- 口座開設時にボーナスを受け取ることを希望していない場合
- キャッシュバックサイト経由で口座を開設した場合
- 入金額が上限に達している場合
入金ボーナスを受け取るためには、口座開設時から注意しておく必要があります。口座開設時に「はい,ボーナスの受け取りを希望します。」を選択しないと、ボーナスを受け取ることができないためです。
ここでボーナスの受け取りを希望しないと、ボーナスの対象外となってしまいます。
また、ゼロ口座を開設した場合は入金ボーナスを受け取ることができません。ゼロ口座は入金ボーナスの対象外だからです。
そして、XMでは取引量に応じてキャッシュバックがもらえるサイトを経由して口座開設することもできます。しかし、キャッシュバックサイトを経由にして口座開設をした場合は、入金ボーナスはともかく、口座開設ボーナスさえももらうことができません。
このように、XMの豪華なボーナスキャンペーンをもらう上では、口座開設時における注意点を守る必要があります。そのため、XMで口座開設をする場合はルールをしっかりと抑えてから口座開設する方が堅実だと言えるでしょう。
ロイヤルティプログラム
XMにおける3つ目のボーナスキャンペーンとして、「ロイヤルティプログラム(キャッシュバックボーナス)が挙げられるでしょう。
ロイヤルティプログラムとは、XM独自のシステムである「XMP(エックスエムポイント)」をトレードするごとにもらうことができるボーナスキャンペーンのことを指します(XMPは1ポイント=1ドル)。XMPは、取引ボーナスや現金と交換することができるため、非常に有効的なボーナスだと言えるでしょう。
また、ロイヤルティプログラムでは、取引量に応じてもらえるXMPが異なるのが特徴です。そして、獲得できるXMPはトレーダーごとに定められている「ロイヤルティステータス」によって決定されます。
ロイヤルティステータスはトレードを行った日数が増えることによって、エグゼクティブ・ゴールド・ダイアモンド・エリートといった4段階でレベルアップします。トレードを行った日数が増えることで自動的にレベルアップし、1ロットの取引で獲得できるXMPの量が増加します。
エグゼクティブ
エクゼクティブ(Executive)ランクは、全てのトレーダーが最初に設定される最低ランクとなります。エクゼクティブランクでは、往復1スタンダードロット(10万通貨)のトレードごとに10XMPを獲得することができます。
次のランクであるゴールド(GOLD)にランクアップするためには、30日間の取引を行う必要があります。
ゴールド
30日間の取引後にエグゼクティブランクからランクアップしたのが、ゴールド(GOLD)ランクです。ゴールドランクでは、往復1スタンダードロット(10万通貨)ごとのトレードによって13XMPをもらうことができます。
そして、60日間の取引後にはゴールドランクの次のランクであるダイアモンド(DIAMOND)ランクにランクアップすることができます。ただ、30日間のトレードがない場合はエクゼクティブランクにランクダウンしてしまうため、注意してください。
ダイアモンド
60日間の取引後にゴールドランクからランクアップしたのが、ダイアモンド(DIAMOND)ランクです。ランクは、往復1スタンダードロット(10万通貨)ごとのトレードによって16XMPを獲得することができます。
100日間の取引後には、ダイアモンドランクの次のランクであるエリート(ELITE)ランクへとランクアップすることが可能です。しかし、100日間トレード実績がない場合はエクゼクティブランクへリセットされてしまうため、注意してください。
エリート
100日以上トレードした場合は、ダイアモンドランクからエリート(ELITE)ランクへとランクアップします。エリート(ELITE)ランクでは、往復1スタンダードロット(10万通貨)ごとのトレードによって16XMPを獲得することができます。
しかし、100日間トレード実績がない場合はエクゼクティブランクへとリセットされるため、注意が必要だと言えるでしょう。
XMPの交換方法
上述した通り、XMPは現金やクレジットボーナスに交換することが可能です。現金として交換した分は、有効証拠金残高に反映されてトレードに利用することもでき、クレジットボーナスとして交換した場合とは異なる有効性があります。
また、XMPを現金として換金して有効証拠金残高に反映した場合は、現金として出金することができるのが大きなメリットだと言えるでしょう。ただ、XMPを現金として交換した場合よりも、クレジットボーナスとして交換した方が受け取れるボーナスは多くなります。
なにより、現金として交換できるのはロイヤルティステータスがダイアモンド以上であることが条件のため、注意が必要です。
それでは実際に、XMPを現金・クレジットボーナスに交換する方法について見ていきましょう。
まずはXMの公式ホームページにアクセスし、XM会員ページへログインしてください。XM会員ページのホーム右上にある「ロイヤルティポイント」をクリックします。
そして、下の方へスクロールすると以下のような画面が表示されます。
XMPをクレジットボーナスとして交換したい場合は「同等のクレジットボーナス価値」の下にある「今すぐ交換」ボタンをクリックします。また、XMPを現金として交換したい場合は「同等の現金報酬価値」の下にある「今すぐ交換」ボタンをクリックします。
そうすると「XMポイントを換金する」という画面が表示されるので、入力欄に換金したい分のXMPを入力します。
トレード資金に交換する場合は換金したいXMPを入力すると、ボーナス(JPY)欄に換金される金額が自動表示されます。
換金するポイントと金額に問題がなければ、それぞれ「ボーナスに換金」「現金に換金」ボタンをクリックしてください。これで、XMPのクレジットボーナス・現金への交換は完了となります。
ロイヤルティプログラムにおける5つの注意点
ここまで、ロイヤルプログラムにおける概要をご紹介してきました。しかし、ロイヤルティプログラムには以下のような注意点もあるため、しっかりと押さえておくことが重要です。
- ポイントを現金化できるのはダイアモンドとエリートのみ
- XMPポイントは複数口座で共有することができる
- XMPの対象となるのはポジションを10分以上保有した場合
- マイクロ口座に付与されるポイントは1/100
- 取引ボーナスは出金額に応じて消滅する
ロイヤルティプログラムにはこのような5つの注意点があるので、1つずつ確認していきましょう。
ポイントを現金化できるのはダイアモンドとエリートのみ
上述した通り、XMPを現金化することができるのは、ロイヤルティステータスがダイアモンドランクとエリートランクのみです。そのため、エクゼクティブとゴールドではXMPを現金化することはできません。
自分自身のロイヤルティステータスがどのランクにあるのかをしっかりと把握しておきましょう。
XMPポイントは複数口座で共有することができる
XMPは、アカウントに対してポイントが付与されるという特徴があります。1つのアカウントにおける複数の口座において、XMPを共有することが可能ということです。
XMPの対象となるのはポジションを10分以上保有した場合
XMPを獲得するためには、ポジションの保有時間が10分以上である必要があります。保有時間が10分に満たない場合は、XMPの対象外となってしまうのです。
そのため、トレードを数秒から数分で繰り返していくスキャルピングトレードのようなトレードではXMPを付与してもうことはできません。XMでスキャルピングトレードを行う場合は、このルールに気をつけてください。
マイクロ口座に付与されるポイントは1/100
マイクロ口座で付与されるXMPは、スタンダード口座でもらえるポイントの100分の1の割合となります。これは、マイクロ口座のロット単位がスタンダード口座の100分の1という低い数値となっているからです。
マイクロ口座における魅力は「少額の資金からトレードを開始することができる」ということですが、ロイヤルティプログラムにおいては低いロット単位が不利になってしまうようです。
そのため、マイクロ口座のXMPが少ないと感じたら、スタンダード口座の追加開設を検討するのも良いでしょう。
取引ボーナスは出金額に応じて消滅する
ロイヤルティプログラムによって付与されたXMPは、出金額に応じてポイントが消滅します。XMPの消滅例は、以下の通りです。
このルールも把握しておかないと知らずのうちにXMPが消滅してしまうため、しっかりと把握しておきましょう。
XMではボーナスだけでトレードを行うことが可能
XMでは、新規口座開設ボーナス・入金ボーナス・ロイヤルティプログラムといったキャンペーンを実施していることがお分かりいただけたかと思います。そして、XMでは複数の口座を開設することができるため、「ボーナスだけでトレードする口座」を開設して大きな利益を狙うことが可能です。
XMにおけるボーナスだけでトレードを行っていく方法について見ていきましょう。まずは、トレーダーの自己資産で安定的にトレードできる口座を開設します。
そして、追加口座としてXMポイントを利用してハイレバレッジトレードを行うための口座を開設してください。その際、開設する口座タイプはスタンダード口座がおすすめとなります。
スタンダード口座では最大レバレッジが888倍となっており、マイクロ口座でもらえるXMPはスタンダード口座は100分の1となってしまうからです。※ゼロ口座に関してはXMPをもらうことができないため、選択肢からは除外してください。
これで、「A口座=安定的なトレードを行う口座」「B口座=XMPを貯める口座」が用意できました。A口座におけるトレードで獲得したXMPはアカウント内で共有することができるため、B口座ではXMPを利用することで実質的にボーナスだけでトレードを行うことが可能となるわけです。
この方法は、XMPが複数口座で共有することができるということを応用した運用方法だと言えるでしょう。
XMの全ボーナスに共通している15のルール
ここまでで、XMにおけるボーナスキャンペーンの特徴についてご紹介してきました。XMが実施しているボーナスキャンペーンの内容について、理解していただけたかと思います。
しかし、これまでに紹介してきたボーナスキャンペーンには共通のルールが存在しています。全ボーナスに共通しているルールを把握していないと、「訳も分からず、ボーナスが消滅してしまった」「ボーナスが移動してしまった」「ボーナスで損をしてしまった」というトラブルに陥りかねません。
全ボーナスキャンペーンに通ずるルールとしては、以下のようなことが挙げられます。
- ボーナスはクレジット表記となる
- 有効証拠金は「残高+ボーナス」となる
- ボーナスが受け取れない条件がある
- 残高の出金額に応じてボーナスは消滅する
- 取引プラットフォームMT4/MT5どちらでもボーナスはもらえる
- ゼロ口座はボーナス対象外となる
- 同一アカウント内の別口座に資金移動するとボーナスも移動する
- ゼロ口座に資金移動するとボーナスは消滅する
- 禁止事項・不正行為を行った場合はボーナスが消滅する
- 消滅したボーナスが復活することはない
- 損失が出た場合は残高から引かれる
- ボーナスが相殺後にゼロカットが執行される
- 休眠口座になった場合はボーナスもリセットされる
- ボーナス自体の出金はできない
- ボーナスは所得に含まれないので確定申告に含める必要はない
ボーナスにおけるこれらの15のルールについて、1つずつご解説していきます。
ボーナスはクレジット表記となる
まず、XMから受け取ったボーナスは「ボーナス」としてではなく、「クレジット」として表記されるというルールがあります。そのため、XM会員ページやMT4(メタトレーダー4)またはMT5(メタトレーダー5)では「クレジット」と表記されているため、注意が必要です。
XMボーナスはクレジット表記されるため、ボーナスは残高とは別物として管理されます。すなわち、XM取引口座における残高は「入金額+取引で生じた利益」となり、クレジットは「ボーナス」となるというわけです。
有効証拠金は「残高+ボーナス」となる
また、XMにおける「有効証拠金」は”残高+クレジット”となります。有効証拠金とは、取引する際に利用することができる証拠金のことです。簡単に言うと、「あとどれくらい取引を行うことができるか」ということを表す金額ということになるでしょう。
ロスカット(強制的に損失が確定されること)の判断をする場合に、この有効証拠金をもとにロスカットラインの計算がされます。
XMでは獲得したボーナスも有効証拠金としてカウントされるため、ボーナスを受け取ることで口座における証拠金維持率を高めることができます。
ボーナスが受け取れない条件がある
XMでは、豪華なボーナスキャンペーンを実施しているのが最大の魅力となっています。しかし、ある条件が当てはまる場合にボーナスが受け取れないケースが存在します。ボーナスがもらえないケースとしては、以下のような事項が挙げられるでしょう。
- 18歳未満の未成年のユーザー
- 口座登録の際「ボーナスを受け取りません」を選択したユーザー
- 新規に口座開設したわけでなく、過去にXMで口座開設した事があるユーザー
- ボーナスを受け取った事のある参加者の住所と一致するユーザー
- キャッシュバックサイト経由で口座開設をしたユーザー
XMでは、18歳以上の成人しか利用することができないため、ボーナスはおろか18歳未満の未成年の方はXMで口座開設することさえも行うことができません。そのため、18歳未満である方は成人になるまでXMの利用は控えましょう。
年齢詐称で口座開設をしたことが発覚した場合は最悪の場合「資金凍結」など、重いペナルティが課せられてしまいます。また、上述した通りXM口座開設時に「ボーナスを受け取りません」というようにボーナスの受け取りを拒否した場合は、もちろんボーナスをもらうことができなくなってしまうので注意が必要です。
さらに、以前XMで口座開設したユーザーの方が再びXMで口座開設をする場合はボーナスをもらうことができません。口座開設ボーナスがもらえるのはあくまで「新規」のユーザのみなので気を付けましょう。
そして、ボーナスを受け取ったことがあるXMユーザーの住所と一致する場合も、ボーナスを受け取ることができなくなります。家族・配偶者などの家族の名前を使う際にもボーナスがもらえなくなってしまうので、十分に注意する必要があるでしょう。
また、キャッシュバックサイトを経由してキャッシュバックサービスを受ける際にも、ボーナスをもらうことはできなくなります。これらのボーナスがもらえない条件に自分自身が当てはまっていないかどうか、今一度確認してみましょう。
残高の出金額に応じてボーナスは消滅する
XM取引口座から出金を行う場合、残高の出金額に応じてボーナス(クレジット)は消滅するというルールがあります。このルールを知らないと「気づいたらボーナスがなくなっていた・・・」という事態に陥りやすくなってしまうので、よく覚えておきましょう。
具体的に言うと、「残高に対する出金額の割合」と「前者と同割合のボーナス」が差し引かれる仕様となっています。
たとえば、残高が100,000円でボーナス(クレジット)が50,000円の場合、20,000円を出金した場合は以下の通りとなるでしょう。
- 出金額20,000円は残高100,000円に対して、20%の割合の出金となる
- 5万円分のクレジット分であるボーナスの20%は10,000円となる
- 消滅するボーナスは10,000円となる
このように、出金額と同額のボーナスが消滅するわけではありません。そのため、残高とクレジットは別物の扱いとなるルールはしっかりと覚えておく必要があるのです。
取引プラットフォームMT4/MT5どちらでもボーナスはもらえる
XMでは、取引プラットフォームとしてMT4またはMT5を利用することができます。MT4は世界中で普及している代表的な取引プラットフォームです。一方、MT4の後継機であるMT5は動作・処理スピードといった基本的な性能が高くなっています。
しかし、MT5は取り扱っているインジケーターや自動売買ツール(EA)が少ないため、選択する際はこのことを考慮しておくことが重要です。
そして、「選択する取引プラットフォームによって、ボーナスがもらえないことってあるの?」というように思われる方もいらっしゃることでしょう。
結論としては、MT4とMT5のどちらもXMボーナスキャンペーン対象の取引プラットフォームとなっています。そのため、ボーナスがもらえなくなのではという心配をせず、あなたのトレード手法に合った取引プラットフォームを選んでいきましょう。
ゼロ口座はボーナス対象外となる
XMゼロ口座は、他の口座タイプよりも狭いスプレッドでのトレードを実現できる口座となっています。XMのスタンダード口座・マイクロ口座におけるスプレッドは狭いとは言えないため、狭いスプレッドを持つゼロ口座は魅力的に見えます。
しかし、ゼロ口座ではXMで実施されている新規口座開設ボーナスキャンペーン・入金ボーナスキャンペーン・ロイヤルティプログラムといった、すべてのボーナスキャンペーンが対象外となってしまいます。
そのため、「狭いスプレッドと充実したボーナスで資産運用していきたい」というように考えているトレーダーの方は、十分に注意必要があるでしょう。XMにおけるボーナスキャンペーンを受け取ることができるのは、スタンダード口座・マイクロ口座のみです。
ボーナスを重視しているトレーダーは、必ずスタンダード口座・マイクロ口座を開設するようにしましょう。
同一アカウント内の別口座に資金移動するとボーナスも移動する
XMでは最大8つまで複数口座を持つことができるため、他口座への資金移動を行う機会が多いのではないでしょうか。しかし、同一アカウント内の別口座へ資金移動を行うと、ボーナスまでもが移動してしまいます。
出金時におけるルールと同じく、ボーナスも資金移動額の割合に応じて移動するという特徴があります。他口座への資金移動によるボーナス移動の例としては、以下の通りです。
◎口座残高100,000円・ボーナス50,000円の口座から20,000円を資金移動した場合のボーナス移動
- 100,000円における20,000円は、20%となる
- ボーナス残高50,000円における20%は、10,000円となる
- 結論:10,000円分のボーナスが資金移動する
このようにボーナスの移動が行われるため、有効証拠金のルールをよく覚えておくことは重要なことです。
ゼロ口座に資金移動するとボーナスは消滅する
XMゼロ口座は、ボーナスキャンペーンに対応していないことが分かりました。また、所有しているスタンダード口座・マイクロ口座からゼロ口座へ移動すると、もらったボーナスは全て消滅してしまいます。
スタンダード口座・マイクロ口座でせっかくもらったボーナスも、ボーナス非対応であるゼロ口座へ資金移動することで消滅してしまうのです。このルールについても把握しておかないと、気づかないうちにボーナスクレジットがすべて0になってしまうこともあるかもしれません。
そのため、ゼロ口座に資金移動する際は口座ごとの有効証拠金に気を付けましょう。
禁止事項・不正行為を行った場合はボーナスが消滅する
XMで獲得したボーナスが消滅する条件としては、「禁止事項・不正行為を行ったケース」も挙げることができます。「XMの禁止事項・不正行為には、どのような行為が挙げられるのか?」というように思われる方もいらっしゃることでしょう。
XMにおける禁止事項・不正行為としては、以下のようなことがあります。
- 他口座との両建てを行うこと
- 他業者を利用した上で両建てを行うこと
- グループ内での両建てによるアービトラージを行うこと
- 不正なボーナスの受け取り(口座開設ボーナスを何かしらの方法で2回受け取る行為、入金ボーナスの上限以上の金額を受け取る行為など)
- 接続遅延、レートエラーを利用したトレードを行うこと
※両建て:同一通貨ペアにおける買いポジションと売りポジションを同時に保有すること
アービトラージ:いわゆる裁定取引のこと
複数口座での両建て・他業者を利用した両建て・グループ内での両建て・アービトラージに関してはXMに限らず、多くの海外FX業者で禁止されている不正行為となっています。
このような行為を行った場合はボーナスの消滅はともかく、口座が永久凍結されてしまうため、絶対にしないようにしましょう。
消滅したボーナスが復活することはない
ここまでで、XMからもらったボーナスが消滅してしまう条件についてご紹介してきました。
そして、これらの条件によって消滅してしまったボーナスは、二度と復活することはありません。また、ボーナス上限がリセットされることもないです。
そのため、「何かしらの方法でボーナスを取り戻すことができるのでないか?」というように模索しているのだとしたら、潔く諦めたほうが良いでしょう。このようにXMボーナスは復活することがないため、出金などを行う際は細心の注意を払っておくことが大切です。
せっかくもらったボーナスを無駄にしないためにも、ボーナスの管理はしっかりと行っていきましょう。
損失が出た場合は残高から引かれる
XMのボーナスルールとしてよく覚えておきたいことの1つとして、「損失が発生した場合は、残高から減る」というルールがあります。このルールの例としては、以下のようなことが挙げられるでしょう。
◎残高50,000円・ボーナス30,000円のとき、5万円の損失が発生した場合
- 残高:0円
- ボーナス:30,000円
このように、FXトレードで発生した50,000円の損失は、残高である50,000円が充当されます。今回は残高と損失が同額であったため、ボーナスクレジットには一切影響がありませんでした。
しかし、損失額が残高を上回る場合は以下の通りになります。
◎残高50,000円・ボーナス30,000円のとき、6万円の損失が発生した場合
- 残高:0円
- ボーナス:20,000円
残高50,000から損失額60,000円が引かれると、マイナス1万円の残高となります。ここで、マイナス残高とボーナスが相殺されることで残高は0となり、ボーナスクレジットは20,000円になります。
マイナス残高とボーナスは自動的に相殺されるため、特に申請する必要などはありません。ただ、マイナス残高とボーナスの相殺には長い時間がかかる場合があります。
その場合、残高がマイナスの状態でトレードをして利益を出したとしても、今後残高と利益が相殺されてしまいます。これは非常にもったいないことなので、残高のマイナスが自動相殺されるまで、しっかりと待つことが堅実だと言えるでしょう。
早くトレードをしなければならないときにマイナス残高とボーナスが自動されない場合は、XMのサポートに連絡しましょう。サポートセンターに連絡すればすぐに対応してもらえるため、急ぎの際はおすすめの解決方法です。
ボーナスが相殺後にゼロカットが執行される
そして、ゼロカットが執行されるのは「マイナス残高とボーナスを相殺しても、口座残高がマイナスになるとき」です。
ゼロカットシステムとは、トレーダーの取引口座における残高がマイナスになった場合に、残高を0にリセットしてくれるシステムのことを指します。ゼロカットシステムによって業者に損失を肩代わりしてもらうことができ、追証(追加証拠金。いわゆる借金のこと)を負わずに済みます。
このことから、ゼロカットシステムはトレーダーに対する救済システムだと言えるのです。このゼロカットシステムが発動するタイミングについて、しっかりと覚えておきましょう。
休眠口座になった場合はボーナスもリセットされる
XMでは、開設した取引口座でポジションを保有せずに、トレード・入金・出金が90日間行われない場合は、「休眠口座」となってしまいます。休眠口座となってしまうと口座がロックされてしまうため、ログインすることができなくなってしまいます。
休眠口座を解除するためにはサポートセンターに連絡する必要があり、サポートに問い合わせすることによって休眠を解除することが可能です。しかし、休眠口座を解除した後は獲得したボーナスがすべて消滅しています。
上述した通り、消滅したボーナスはどんな方法によっても復活することはありません。XMからせっかくもらったボーナスも、全てを無駄になくしてしまいます。
また、休眠口座になるとボーナスはなくなるどころか、サポートへの問い合わせなど手間がかかるため、取引口座は極力放置しないように心がけましょう。
ボーナス自体の出金はできない
XMのあらゆるボーナスキャンペーンで受け取ったクレジットを、そのまま出金することはできません。
すなわち、ボーナス自体の出金を行うことはできないということです。そのため、「ボーナスをもらうためだけに口座開設し、ボーナスを出金しよう」という考えをもっている方がいるとしたら、一刻も早くその考えを捨てたほうがいいでしょう。
このルールはXMに限ったことではなく、ほとんどの海外FX業者で同様の仕様となっています。海外FX業者がボーナスキャンペーンを行う理由は、「多くのトレーダーにトレードを行ってほしい」という願いがあるからです。
そのため、口座開設だけしてトレードもせずにボーナスを持ち帰ろうとする行為は禁じられています。海外FX業者からもらったボーナスはあくまでトレードに活用するための軍資金として、前向きに捉えていきましょう。
ただ、ボーナスを活用して得た利益に関しては出金が可能ですので、安心してください。
ボーナスは所得に含まれないので確定申告に含める必要はない
FXトレードで得た利益は最終的に確定申告によって、所得税を納めなければなりません。
確定申告とは、1年間に稼いだ収入から経費を差し引いた「所得」に対する税金を自分で計算し、国に納めることを指します。FXトレードで稼いだ所得に対して確定申告を行わなければ「脱税」となってしまいます。
そのため、FXトレーダーは1年に1回かならず確定申告を行う必要があるのです。
そこで確定申告の際、「所得はボーナスを含めるのか?」というような疑問が浮かぶかと思われます。
しかし、XMのボーナスは所得には含まれません。ボーナスは証拠金としてトレードに活用することはできますが、ボーナス自体の出金を行うことはできないからです。
そのため、確定申告で納めるべき税金は、ボーナスクレジットを除外した証拠金から計算してください。
このようにボーナスは自分自身の利益として自由に出金することはできないため、確定申告する際の所得には含まれないと考えて良いでしょう。税金で損をしないためにも、「ボーナスは所得に含まれない」というルールをしっかりと覚えておくことは重要です。
まとめ
XMのボーナスキャンペーンの概要について、いかがだったでしょうか?
この記事では、XMで実施されているボーナスキャンペーン・それぞれのボーナスキャンペーンにおける注意点・ボーナス(XMP)だけでトレードを行っていく方法・全ボーナスキャンペーンに共通するルールなど、さまざまなことについてご紹介してきました。
実際の運用にあたって重要なボーナスルールについて、理解を深めることができたのではないかと思います。XMにおけるボーナスキャンペーンは豪華な内容となっているため、口座開設時に「ボーナスを受け取らない」を選択するのは非常にもったいないです。
口座開設時にはボーナスの受け取りを希望し、充実した海外FXライフを起こっていきましょう!