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貿易収支とは?FXにおける影響度やチャートの値動きを解説!

貿易収支とは?

国から輸出された商品の金額と、輸入された金額の差額のことを「貿易収支」といいます。この輸入や輸出がされる商品というのは、車や食料などの物だけでなく、保険や旅行などのサービスも対象になります。

輸出の金額が、輸入額を上回る状況を「貿易黒字」といい、逆に輸入額が輸出額を上回る状況を「貿易赤字」といいます。貿易収支は、国際収支統計の中の「経常収支」の一項目になっており、国際通貨基金(IMF)が定める「国際収支マニュアル」に従って作成がされます。そのため、国際比較をすることが可能です。

また、貿易収支は、その国の経済活動・健全性の目安としての役目もあります。それにより、この収支の結果によっては株式相場や為替相場が左右されることもあります。

日本の場合、財務省から毎月発表される「貿易統計」の貿易収支と、日本銀行と財務省の共同での毎月発表の「国際収支統計」の貿易収支の2つ種類があります。アメリカの貿易収支は商務省から毎月公表され、イギリスは「商品貿易収支」と称し、カナダでは「国際商品貿易」と称して公表がされます。

貿易収支のFXにおける影響度・チャートの値動き

貿易収支の数字によってわかる貿易黒字と貿易赤字という判断は、円高やGDPにも関係がでてきます

例えば貿易黒字が増えることにより、その相手の国から受け取る外貨が増えます。そして日本円に交換するためにその外貨を打って円を買うので、円高圧力が高まります。

また、貿易黒字が増えることによってGDPも押し上げられます。貿易赤字が増えた場合はその逆で、GDPが押し下げられます

この貿易収支は速報性が高く、そして実態の反映も色濃く出るため、GDP速報値などの他の統計基礎データにも使われます。エコノミストや市場関係者なども注目する数字です。

日本でも2010年以前は貿易黒字が大きかったのですが、米国などから批判をされ、通商摩擦が激しく起こりました。そのため、現在では貿易赤字が定着しています。これについては、2008年に起きたリーマンショック後の世界景気の縮小、また2011年の東日本大震災により大きく赤字に転落。それにより、2015年には125円まで円安が進みました。

2019年、104円台の円高にはなりましたが、その後の米利下げによって日米金利差の縮小がされたのにいも関わらず、109円台までの円安となりました。これは2018年度下半期からの2期連続の赤字が続いたことによる、円観測が増えているという見方も出てきているといえるでしょう。

しかし国内で大量生産をし輸出をする貿易黒字が一概に良いことではありません。特に日本では、経済のグローバル化と人口の高齢化が並行して進んでいるため、生産拠点を海外に移して、国内では企画やデザイン・研究開発の仕事が増えているため、適材適所の在り方が重要にもなると考えられます。

また、日本はマイナス金利が長期化していますが、外資には日本の金利を上回る通貨も多いです。さらなる円安に振れる場合として、外資保有が投資戦略の選択肢の一つになるともいえるでしょう。

まとめ

このように各国間での輸出入の差額によってその国の状態が分かるのが、貿易収支です。貿易収支は各国で毎月、1か月単位で調査と発表が行われています。貿易収支が赤字になれば通貨売りに繋がりやすくなり、黒字になると通貨売りに繋がりやすくなります

特にアメリカの貿易収支の赤字は深刻な問題になっているため、ドル売りの際の判断基準として注目すべき経済指標になります。また、貿易収支は景気動向や外国為替の値動きで変動するため、それの材料視としても見られています。

このように貿易収支がFXに与える影響はとてもシンプルであり、情報も利用しやすいため、注目すべき数字だと言えます。

この海外FX記事の執筆者プロフィール

海外FXバンク(編集長オペラ)
海外FXバンクは、海外FX歴10年以上の資産1億超えのプロFXトレーダー オペラが編集長をしています。 → この海外FX記事を書いた編集長オペラの詳しいプロフィールはこちら

『海外FXのハイレバレッジを利用して短期間で大きく稼ぐ方法』というベストセラー本の著者でもあり、ファイナンシャル・プランニング技能検定1級(日本FP協会認定国家資格)も保持しています。

著書『海外FXのハイレバレッジを利用して短期間で大きく稼ぐ方法』
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