FXのトレーリングストップとは、相場が有利な方向へ変動していった際に、ストップレートと価格の差を維持しながら、自動的にストップレートを更新していくことです。
- トレーリングストップはどういう時に使うの?
- そもそもトレーリングストップって何?
そんなトレーリングストップについてこのように思われている方も多くいらっしゃるでしょう。そこでこの記事では、トレーリングストップについて徹底解説していきます。これからFXを始める方は是非参考にしてみてください。
トレーリングストップとは
相場がどこまで上がってどこから下がるかのかを正確に当てることは絶対に不可能です。そのため、トレーダーはこの判断に毎回頭を悩ませます。
判断を誤れば、たとえ含み益がそこそこあったとしても最終的にマイナスになってしまったなどということも起こり得るのです。
誰もが「安全に一定の利益を確保しつつ、さらなる利益を狙える投資法はないのか?」と考えたことがあるのでしょう。
そんな時に役立つのがトレーリングストップなのです。
トレーリングストップとは、含み益が出ている状態で一定の利益を確保しつつ、利益の上乗せを狙う手法のことをいいます。
これだけではわかりにくいので具体例を出していきましょう。
例えば、1ドル=100円の時に10万通貨購入して、価格が101円まで上がったとします。10万通貨の取引で相場が1円動けば、この時点での利益は10万円になります。
ですが、ここからさらに相場が上がるかもしれないので、売ろうかどうか悩みますよね。一方で、どんどん価格が下がって含み益がなくなってしまうリスクもあります。
そんな時に登場するのがトレーリングストップです。
1ドル=101円の時点で売ってしまわずに、100.50付近に逆指値注文を入れておきます。つまり、101円から100.50まで下がったら自動的に損切りになってしまうという注文です。
そうすることで、仮に101円からどんどん下がったしても、一定の利益は確保しておけるのです。
この場合だと、1ドル=100円の時点で購入しているわけなので、仮に101円から100.50まで下がってたとしても、まだ50pipsの利益が確保できている状態になります。
つまり、100,000通貨×0.5=50,000円となるのです。最低でもこの50,000円という利益を確保しつつ、更なる利益の上乗せを狙えます。
万が一、1ドル=101円から1ドル=102円に上がれば、今度は101.50に逆指値、1ドル=103円に上がれば102.50で逆指値というように、価格の変動に合わせて最低限確保する利益も底上げしていけます。そうすることによって、より大きな利益を狙っていけるでしょう。
このように、相場の動きを追跡(トレール)しながら、ストップラインを変化させていくことから、トレーリングストップと呼ばれているのです。
FXのトレーリングストップまとめ
ここまででトレーリングストップについて解説してきました。トレーリングストップを活用していくことでより大きな利益を狙うことが可能です。初心者の方でもすぐに使いこなせる手法なので是非試してみてください。
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