FXには、トレーダーによって様々なトレードスタイルがあります。どのトレードスタイルが正しくてどのトレードスタイルが間違っている、ということはなく、それぞれのスタイルにメリットやデメリットが存在します。
そんなFXのトレードスタイルは全部で以下の通りです。
- 長期投資
- スイングトレード(中期投資)
- デイトレード(短期投資)
- スキャルピング(超短期投資)
これら4つのトレードスタイルの違いは、主に以下の通りです。
- 投資期間
- 為替差益
- 収益を得るための戦略
それでは、それぞれのトレードスタイルについて見ていきましょう。
目次
FXのトレードスタイル:長期投資とは?
FXのトレードスタイルの1つである長期投資とは、長期間に渡ってポジションを保有することをいいます。
例えば、1度ドル円を買ってそのまま何ヶ月も何年も長期に渡って持ち続ける、といったようなスタイルになります。
「長期投資」に明確な定義はないため、トレーダー1人1人の感覚によるところが大きいのですが、おおよそ半年以上の投資は長期投資と呼ぶこと多いです。
そんな長期投資がトレードスタイルの方は、主に「ファンダメンタルズ分析」を用いてポジションを保有しています。投資対象となる国の金利や失業率、貿易収支などから、その国の経済成長や将来性を予想し、これから価格が上昇していきそうな国の通貨に投資を行うのです。
FXのトレードスタイル:スイングトレード(中期投資)とは?
スイングトレード(中期投資)とは、数日から数週間にかけてポジションを持ち続けることをいいます。長期投資同様、中期投資期間について明確な定義はないため、トレーダーによってまちまちとなっています。
つまり、「デイトレード以上長期投資未満」の期間に当てはまるものがすべてスイングトレード(中期投資)となるのです。
主な収益源は為替差益ですが、ポジションを持ち続ける期間が長くなればスワップ金利による収益も見込めます。
そのため、スワップポイントが高い証券会社で口座開設するといいでしょう。
FXのトレードスタイル:デイトレード(短期投資)とは?
デイトレード(短期投資)とは、その日のうちにポジションを決済してしまうことをいいます。通常は日をまたいでポジションを持ち越すことはせず、短期的な価格変動を狙っていくトレードスタイルです。
そんなデイトレード(短期投資)の特徴は、「売り注文」からもエントリーできるという点です。長期や中期で売り注文を行う場合、スワップ金利がマイナスになってしまうことが多いため、日をまたいでしまうと毎日コツコツとマイナスを積み重ねていくことになります。
しかし、デイトレードならば、その日のうちに決済するのでスワップ金利は関係ありません。そのため、収益源は為替差益のみとなります。そんなデイトレードを行う際は、スプレッドがなるべく狭い口座を選ぶ必要があります。
スプレッドは取引する度にかかる手数料なので、狭ければそれだけ利益を大きくすることができるのです。
なお、スプレッドが狭い証券会社を知りたい方は、下記の記事にまとめているので、是非参考にしてみてください。
FXのトレードスタイル:スキャルピング(超短期投資)とは?
スキャルピング(超短期投資)とは、デイトレードよりもさらに短い期間で取引を繰り返すトレードスタイルのことをいいます。なんと数秒から数分で決済してしまう場合もあるのです。
そのため、収益源はデイトレードと同じく為替差益のみとなっています。
また、スキャルピングを行う際に大事なことは、「スプレッドが狭い口座」「ハイレバ取引ができる口座」を選ぶことになります。
スキャルピングはデイトレードよりも利幅は少ないので、「儲からないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ハイレバをかけることによって、スキャルピングでも大きな利益を狙いに行くことは十分に可能です。
スキャルピングができるおすすめの証券会社を知りたい方は、下記の記事にまとめているので、是非参考にしてみてください。
まとめ
ここまでで、4つのトレードスタイルについて解説してきました。ご自身の仕事や投資に費やせる時間によってどのトレードスタイルがいいかは異なります。
ご自身の生活にあったスタイルを選び、FXで資産を増やしていきましょう!
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