「FXでナンピンは最強」と語るトレーダーは多く存在します。
この記事をご覧になったあなたもナンピンについて気になっていらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、FXトレード歴10年以上になるオペラが、本当にFXでナンピンは最強といいきれるのかどうか、詳しく解説していきます。
それでは、まずはFXのナンピンの概要についてみていきましょう。
目次
FXのナンピンとは
FXにおけるナンピンとは簡単に説明すると、「含み損になっているポジションをさらに買ったり売ったりする行為」のことを言います。
例えば、「購入したときのポジション」から2円下がった場合、2円下がったタイミングで同じロット数の購入をしていれば、1円上がっただけでプラマイゼロにすることができます。
FXでナンピンは最強ではない!
結論から言うと、総合的にナンピンはリスクが高いといえるでしょう。
FXはそんなに簡単に稼げるものではありません。
ただし、「ナンピン手法に向いている人」がいることも事実です。
それは、「根拠のあるトレードができる人」または「中級者以上の人」です。
「根拠のあるトレードができる人」は基本的にマイルールを作っていることがあり、中級者以上の人はFXのノウハウや実力があるため、ナンピン手法を行っても良いでしょう。
しかし、歴が長いだけで実力がついてきていない人などは、自分で中級者と思っていても、ナンピン手法はしない方が良いでしょう。
また、「FXビギナー」「行き当たりばったりでトレードする人」「含み損があるとアタフタする人」もナンピン手法は向いていないので、避けた方が良いでしょう。
FXでナンピン最強になりやすい相場は?
FXの相場は「トレンド相場」「レンジ相場」の2種類の相場タイプに分けられることができます。
ナンピン手法に向いているのは、「レンジ相場」です。
トレンド相場の場合は基本的に反転しにくく、ナンピン手法には向いていません。
一方で、レンジ相場の場合は細かな反転を何度も繰り返すため、ナンピン手法は有効であることが多いです。
ナンピン手法は反転のタイミングを高精度で予想することが大切
ナンピン手法をする際は反転のタイミングを高精度で予想することが必須となります。
また、「回数を決めてナンピンする」「自分で決めた損切ラインを厳守する」ことも大切になります。
初心者の方は一つの取引で精一杯の人が多く、他の方法と組み合わせて強くなるナンピン手法はあまり向いていません。
それでもナンピン手法をしたい場合は「3日に1回はナンピン買いに挑戦する」などのマイルールを決めて、少しずつナンピンの腕を鍛えていくと良いかもしれません。
FXでナンピンと別の手法を組み合わせたケース
FXでナンピンと他の手法と組み合わせた手法は「無限ナンピン」「ナンピンマーチンゲール」「逆張りナンピン」などの手法があります。
無限ナンピンとは下がり続けるあいだ買い続ける方法で、本当に一か八かの手法になります。大勝するか、残高が無くなってしまうかの一か八かの勝負をしてみるのも良いかもしれません。
ナンピンマーチンゲールとはナンピン手法とマーチンゲール手法を組み合わせた手法です。無限ナンピンよりも人気は高いですが、工夫が必要となります。
逆張りナンピンとは「反転するタイミング」を予想して、逆張りでエントリーし続けます。逆張りナンピンは相場の予想力は非常に高い上級者向けになります。初心者が適当に予想しただけじゃ到底不可能ですので、やめておきましょう!
FXでナンピンは最強?まとめ
ここまでFXナンピンについてご説明してきましたが、簡単に要点をまとめていきます。
- 中級者以上の実力があれば有効な戦略となる
- レンジ相場だと役立つ可能性が高い
- 他の手法と組み合わせることで「ナンピン最強」になれる場合もある
一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 当たれば大きな利益を獲得できるがその分リスクも大きい
- 初心者はやらない方が良い
- メンタルが弱い人には向かない
- 反転のタイミングが予想できない人にはおすすめできない
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