FXを勉強していくうちに、フィボナッチという言葉を聞いたことがあるでしょう。しかし、聞いたことはあっても、実際にどういうものなのか、使い方がわかないという方はきっと多いはずです。
そこでこの記事では、FXのフィボナッチについて徹底解説していきます。引き方についてもご紹介するので是非参考にしてみてください。
それでは、FXにおけるフィボナッチについて解説する前に、そもそもフィボナッチとは何か解説していきます。
そもそもフィボナッチとは?
フィボナッチとは、自然界の減少に出現するといわれています。フィボナッチ数列とは以下の通りです。
はじめの2つの1を除いたこの数列のそれぞれの数は、その1つ前の数と2つ前の数との和になってい
ます。
- 花びらの数
- ハチやアリの家系
- ヒマワリの種
- まつぼっくりのかさ
- パイナップルのかさ
- 木の枝の伸び方
- ピラミッドの高さと底辺の半分の長さ
- パルテノン神殿
これらはすべてフィボナッチ数が関係しているのです。
それでは、どのようにフィボナッチを利用してFXを行っていくのでしょうか。
FXのフィボナッチ
ここからはFXでのフィボナッチについて解説していきます。FXでは、フィボナッチは原則的には1つの上げ(下げ)に対して引いていきます。フィボナッチ1本引くよりは何本か引いていく中で、重なり部分を見つけることが大切です。

いくつかのフィボナッチを引くことによって、抵抗帯を見極めることができるのです。
FXのフィボナッチ 引き方
それでは、実際にチャートにフィボナッチを引いて解説していきましょう。

黒丸は次の押し目ポイントになります。フィボナッチ2本と水平線が重なっています。このようにフィボナッチ1本では中々判断しずらい場面でもいくつか引いてみたり、時間軸を変えてみたりすることによって、押し目や戻りの目安が付き、利確ポイントを予想することができます。
フィボナッチだけで判断するのではなくトレンドラインや水平線やチャネルライン、PIVOTなども活用して重なりを見つけるとフィボナッチを上手に活用することができます。
フィボナッチを引く際の注意点
ここからは、フィボナッチを使う際の注意点ついて解説していきます。
- フィボナッチを使ったエントリーは、フィボナッチのみで考えないこと
- PIVOTや水平線、トレンドラインなどの重なりを必ず見ること
- ストップは最大でも自分が考えたトレンドの崩れるポイントにすること
- リスクリワードで合わない場面ではエントリーは見送ること
- フィボナッチは1本ではなく2本以上で重なる部分が望ましいので、組み合わせてつかうこと。※もちろん一つの時間軸で判断しないで各時間軸を見て判断するのがいい。
これらのことに気をついてエントリーしていきましょう。
まとめ
フィボナッチを使うことでトレードの幅は広がりますが、フィボナッチだけではなく、複数根拠が必要になります。
フィボナッチやPIVOTが重なることやフィボナッチやトレンドラインが重なる部分は当然ですが、利確ポイントとして意識されます。なぜならば、多くの人が意識する逆方向への動きも出やすくなり、若干到達しない場合があったり、時間がかかったりする場合が多いからです。
フィボナッチを上手く活用してトレードに役立てていきましょう。
1.1.2.3.5.8.13.21.34.55.89.144.233