FXでは環境認識を学ぶことはとても重要です。
- FXの環境認識ってどうするの?
- 環境認識のやり方がわからない
そんな環境認識についてこのように思われている方は多くいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、FXの環境認識について徹底解説していきます。実際のチャートを用いて環境認識を解説していくので、FXをこれから学ぶ初心者の方は是非参考にしてみてください。
この記事をご覧になることで、環境認識を迷わずスムーズにできるようになるでしょう。
FXの環境認識とは?
FXの環境認識とは、簡単に言えば、現在の相場がどうなっているのかを把握することをいいます。例えば、「大きな時間足で下降だからショートしよう」という単純なものではなく、その下降トレンドの中で今はどんな状態にあり、今後はどうなるのかというように相場の状態を認識して判断していくことをいいます。
環境認識をすることによって、「今は無理にエントリーせずに様子見をしよう」「エントリーしても短期的な決済にしよう」などといった判断ができるようになります。
ちなみに、環境認識とよく似ているものとして、裁量判断があります。
裁量判断とは、「サインが出た場合ロング・ショートどちらのサインを優先するのか」「リミットポイントが複数考えられる場合どこまで引っ張るのか」「そもそも今はサインが出ても様子を見るべきなのか」などといった全ての判断の元になるものです。
FXの環境認識のやり方
環境認識をする場合、チャートをパッと見ただけでは判断できません。トレンドラインを引き、水平線を引き、現在レートの位置関係を検証した上で判断していきます。
さらに時間帯の意識や通貨間の関係まで考慮にしていければ、なお良いです。なんだか難しいと思えるでしょうが、しっかりと検証を積んでいけば自然と身についていくので大丈夫です。それでは、解説していきます。
- まずは、時間軸に沿って大きな抵抗から小さな抵抗を引いていきます。具体的には、日足→4時間足→ 1時間足→ 15分足という順番です。
- 実際のチャートで、引いた抵抗でサポート(レジスタンス)されるのか、それとも抜けてくるのかをその日の注目点として考えていきます。
- トレンドライン+水平線を元に戦略を練っていきましょう。
例えば、以下の図のような場面があったとします。

この場合、トレンドラインだけで判断すれば下降トレンドを抜けていて3点で上昇トレンドも形成しそうですよね。ですが、水平線でサポレジ転換が現状見て取れます。
そこで、トレンドライン判断も考えつつ、水平線判断も考慮すると水平線の上にレートが抜けたら上目線で見ていこうとなります。
仮に、水平線を上に抜けられなかった場合は、青の下降トレンドが角度を変えたと判断していくことになります。

そうなれば上記の図のように、緑の下降トレンドとして考えていきましょう。水平線をしっかりと見極めることにより、より正確な目線・戦略を持つ事ができるようになります。
FXの環境認識を実際のチャートを用いて解説
それでは、実際のチャートを用いて環境認識をしていきましょう。

上記の図のように、短期的に赤トレンドラインを見て取れますが、水平線をしっかりと上抜けない限りは、下で見ていくということになります。
そして、青トレンドラインを抜けたとしても、新しく緑のトレンドラインを引き、継続して下目線の戦略で見ていくことになります。※実際に下に動いた場合、緑を残し青を消します。
FXの環境認識まとめ
ここまでで、FXの環境認識について解説してきました。ここで解説したことを、実際のチャートで検証していけば、環境認識をマスターできるようになります。
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