「FXとは何?どういうもの?」「FXの仕組みが分からない」などFXに対して疑問を抱いている方は多いでしょう。「FXに興味はあるものの、特徴や仕組みが分からないので始められない」という方もきっと多いはずです。
そこでこの記事では、FXトレード歴10年以上になる海外FXバンク編集部(編集長 柏木修一:通称オペラ)が、FXとは何かを初心者にも分かりやすいように解説していきます。特徴や仕組みはもちろん、FXで即金を得る方法、注意点なども詳しくご紹介します。FXに興味がある方は是非最後までご覧ください。
目次
- 1 FXとは?初心者にもわかりやすく解説!
- 2 FXの特徴・メリット
- 3 FXのデメリット
- 4 FXで利益を獲得する仕組み
- 5 FXの危険性・リスク
- 6 FXで即金を稼ぐ方法
- 7 FXで利益を得るためのルール
- 8 FXに関するQ&A
- 8.1 FXは本当に儲かる?
- 8.2 FXは放置で稼げる?
- 8.3 FXのナンピンとは?最強って本当?
- 8.4 FXで絶対に負けない方法はない?
- 8.5 FXのダウ理論とは?
- 8.6 FXのロット(lot)とは?
- 8.7 FXの信託保全とは?
- 8.8 FXのストップ狩りとは?
- 8.9 FXはギャンブルか投資か?
- 8.10 基軸通貨が米ドルの理由は?
- 8.11 FXの歴史について知りたいです。
- 8.12 FXのデモトレードとは?
- 8.13 FXの口座は複数持つべきですか?
- 8.14 FXの押し目買いとは?
- 8.15 FXの戻り売りとは?
- 8.16 FXの円高と円安とは?
- 8.17 FXの通貨ペアとは?
- 8.18 ファンダメンタルズ分析とは?
- 8.19 FXの両建てとは?
FXとは?初心者にもわかりやすく解説!
FXとは、「外国為替証拠金取引」のことをいいます。通貨の価値は刻一刻と変わっており、ドル円=100円だったり、ドル円=140円になったりもします。この価格変動を狙って取引する投資がFXなのです。
例えば、ドル円=100円の時に購入し、ドル円=140円の時に売却すれば、40円の利益が出ます。このような為替差益を狙った取引を行うのです。なお、取引対象はドル円だけでなく、ユーロやポンドなど多くの通貨を組み合わせて行うことができます。
そんなFXのメリット・デメリットは何でしょうか。まずは、FXの特徴やメリットについて分かりやすく解説してきます。
FXの特徴・メリット
FXには、他の金融商品にはない以下の5個の特徴・メリットがあります。
- 少額資金で大きな利益が見込める
- 平日は24時間取引できる
- 金利差で利益を得る
- 取引手数料が無料
- 口座開設が簡単
それでは順番に見ていきましょう。
少額資金で大きな利益が見込める
FXで取引を行うために、まず証拠金(お金を担保すること)として業者にお金を預けます。そうすることによって、預けたお金の何倍もの通貨を買い付けることができるのです。
FXで、預けたお金の何倍もの金額(通貨)を動かすことができるシステムをレバレッジといいます。例えば、10万円の証拠金で100万円の取引を行い場合「レバレッジ10倍」といった表現をします。このレバレッジが大きければ大きいほど、大きな利益を狙えるのです。
国内FX業者であれば最大レバレッジ25倍までしか取引できませんが、海外FX業者であれば最大レバレッジ数百倍で取引することが可能です。そのため海外FX業者であれば、2万円といった資金からでも大きな利益を狙えることが十分可能なのです。
さらに、ゼロカットシステムを採用していることから借金のリスクもありません。ゼロカットシステムとは、たとえ口座残高がマイナスになっても口座のマイナス残高をゼロに戻してくれる画期的なシステムのことをいいます。そのため、投資資金がゼロになることはあってもマイナスになることはありません。まさに一石二鳥ですよね。
24時間取引可能
FXは、月曜の朝から土曜の朝まで平日であれば、24時間取引可能となっています。日中にしか取引できない株式投資と取引時間が異なるため、忙しいサラリーマンの方でも夜帰宅してから取引を始めることができます。
特に、ロンドン時間とニューヨーク時間が重なる21時ごろは取引が活発となっているため、相場が動きやすいです。そのため主要通貨であるドルや円などを取引するといいでしょう。ご自身のライフスタイルに合わせて好きな時間に取引できることもFXの魅力と言えるでしょう。
金利差で利益を得る
FXでは、低金利の通貨を売却して、高金利の通貨を購入することで、その金利差で利益を得ることもできます。日本は低金利の国なので、日本円を売って高金利の通貨を変えばその金利差分を利益として受け取ることができます。このように、2つの通貨の金利差をスワップといいます。
FXトレーダーの中には、スワップ狙いのトレーダーも数多くいるのです。
取引手数料が無料
FX業者で取引を行う際にかかる取引手数料は、一般的なスタンダード口座の場合「無料」となるものが多いです。つまり、無駄なコストをかけずにトレードをすることができるということです。
そうはいっても、すべての手数料が無料になるわけではありません。FXで手数料が発生するものは下記の通りです。
- 口座維持費
- スプレッド
- 入金手数料・出金手数料
1回1回の手数料は高くない場合でも、取引を重ねていけばその分コストもかかってしまいます。そのため、口座を開設する前に各種手数料についてあらかじめ調べておきましょう。
口座開設が簡単
FX取引を行うには、業者で口座開設をしなければいけません。国内FX業者でも海外FX業者でも口座開設をすることが可能ですが、以下のような理由から海外FXバンク編集部(編集長 柏木修一:通称オペラ)は海外FX業者をおすすめします。
- ハイレバレッジで取引することができる
- 借金を背負うリスクがない
- 国内FX業者にはない豪華なボーナスがある
このように国内FX業者にはないメリットがたくさんあることから海外FX業者で口座開設するといいでしょう。
そんなおすすめの海外FX業者は、iFOREXです。iFOREXは業界の中で最も運営期間が長く、安全性や信頼性が高い海外FX業者です。
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FXのデメリット
ここまでで、FXにおけるメリットについて解説してきました。ここからは、デメリットについてもみていきましょう。
- 業者倒産のリスクがある
- 突発的な世界的事件に影響される
それでは、順番に見ていきましょう。
業者倒産のリスクがある
資産を預けているFX業者が倒産すると、預けた資産が返ってこない場合もあります。
ただし、このデメリットは信託保全を採用している業者を選ぶことで回避できるので、しっかりと信託保全を採用している業者を利用しましょう。
なお、信託保全を採用しているおすすめの業者はAXIORYです。AXIORYであれば、たとえ業者が倒産したとしてもあなたの資金は返ってくるでしょう。
突発的な世界的事件に影響される
地震やテロ、戦争などによって予期しない為替変動が発生することがあります。そうすると、保有している通貨が暴落するというリスクもあります。
FXの場合は世界市場が相手なので、世界中で起きるどんな事件が為替に影響するのかがわかりません。そのため、逆指値は必ず設定するようにしましょう。
FXで利益を獲得する仕組み
FXで利益を獲得する仕組みは「為替差益」「スワップポイント」になります。
為替差益
為替差益はFXで利益を獲得するための代表的な方法となっており、キャピタルゲインとも呼ばれています。つまり、価格が安い時に買って価格が高くなった時に売り、その差分を利益として手に入れることができるのです。
なお、ドルと円の需要と供給のバランスが変われば、ドル円の為替相場も変化します。タイミングを見計らって売買することで、為替差益を得ることができます。
スワップポイント
スワップポイントとは、各国の通貨の間に政策金利の差があった場合に生じる差益のことをいいます。そのため、低金利の通貨で高金利の通貨を購入すれば、効率よくスワップポイントを獲得することができます。
例えば、ドル円の場合は、日本円の政策金利が0.1%、米ドルの政策金利が3.5%だったとします。この金利差がある際に日本円で米ドルを購入すると、2.4%の金利差(スワップポイント)を獲得することが可能です。ちなみに、この金利差から生まれる利益(スワップポイント)は、毎日受け取れます。
要するに、日本円よりも金利が高い他の国の通貨を持っておく方が、保有しているお金に対してスワップポイント(金利)がつくのでお得です。
FXの危険性・リスク
FX投資をしたことがない方の中には、「FX=リスクが大きい、ギャンブル」という誤った認識をしている方が多いのです。そのため、「FXが危険だ」という解釈になってしまったのではないでしょうか。
しかし、FXの危険性が特別高いということはありません。もちろん「資産を減らす」リスクは伴いますが、それは他の投資にも同じことが言えます。
例えば、不動産投資においても地震で家がなくなってしまう可能性があります。不動産投資で利益を得ることはあるかもしれませんが、減らす可能性も十分にあるのです。
そのため、FX=危険といった解釈は間違っています。もちろん適当にエントリーすればギャンブルとなってしまいますが、きちんと勉強した人がFXを行えばそれは投資になります。
なお、FX投資を行う上できちんとした業者を選ぶことが重要です。FX業者の中には、優良業者も悪徳業者も存在します。ご自身が利用する業者が優良業者なのかどうか見極めなければいけません。
FXで即金を稼ぐ方法
結論から言うと、FXで即金を稼ぐ方法は海外FXを利用することです!前述した通り、海外FXの場合は国内FXと違い、ゼロカットシステムがあるので借金を背負うことはありません。借金をしないと聞くと、FXを始めるハードルが少し下がりますよね!
ゼロカットシステムは自分の口座の資金以上の損失が発生してしまった場合、借金となる足りない資金分を口座が補填してくれるという、海外FX特有の制度で、日本のFX業者にはないサービスとなります。
つまり、海外FXで稼げる理由をまとめると「ハイレバレッジ取引が可能」「ゼロカットシステムで借金の心配なし」になります。そのため、海外FXでハイレバレッジトレードをすれば即金で元手の何倍もの大金を稼ぐことができます。
それでは、海外FXのメリット・デメリットについて詳しくみていきましょう。
海外FXのメリット
【メリット】
● 国内のFX業者よりも、口座開設が早い(メール認証で完了、郵送等不要)
● ハイレバレッジで取引できるため、少ない自己資金でトレードできる
● ロスカット水準が低いため、国内FXよりも負けにくい
● 安全なゼロカットシステムのおかげでハイレバレッジでトレードできる
● 取引制限がほとんどないため、自由なトレードができる
● MT4・MT5・VPSサーバーなどの高機能取引ツールが無料で利用できる
●国内のFX業者よりもボーナスが豪華
上記の中でも主なメリットについて詳しく解説していきましょう。
ハイレバレッジでの取引が可能
先ほども紹介しましたが、海外FXでは国内FXとは違い規制がありませんので、何百倍、何千倍ものレバレッジ取引が可能です。
また、海外FXには「追証なし」というサービスがあり、相場がどんな変動をしても証拠金以上は損をしないので、リスクが非常に少ないと言えます。ちなみに、海外FX業者によっては最大5,000倍までのレバレッジを設定できるFX業者もあります。
ボーナスが豪華
海外FXでは、口座を開設しただけで20,000円がもらえる「口座開設ボーナス」や資金を2倍にできる「入金ボーナス」などがあるため、自己資金0から取引をスタートできます。
このボーナスは元手と一緒に取引することができるため、試しにFX取引をしたい方や資金を倍にしてお得に取引したい方におすすめです。
そんな豪華なボーナスキャンペーンを開催している海外FX業者について詳しく知りたいという方は、下記のページに海外FX業者98社を徹底的に比較した上で、本当にお得で利用価値があると判断した業者をランキング形式でご紹介していますので是非ご覧ください。
海外FXのデメリット
次に海外FXのデメリットを紹介します。
【デメリット】
● 国内のFXと違って、海外FX業者の場合、金融ライセンスを保有していないモグリのFX業者が一部存在しており、そういった業者を利用してしまうと、お金のトラブルに巻き込まれてしまう(これが日本人に海外FXが浸透しない一番の理由)
● スプレッドが変動制の業者も存在するため、極端に利幅の狭いトレードには向いていない業者もある
● 受取れるスワップ金利は国内FXよりも安く、むしろ支払いスワップが高いため、数カ月間保有するようなスイングトレード(長期)には不向き
● 海外FXは、ネット上の情報が古かったり、間違った情報も多く存在するため、実際のプロトレーダーの最新かつ、フェアな情報でないと、危険なことが多い
●税金が高い
上記の中でも主なデメリットについて詳しく解説していきましょう。
税金が高い
国内FXよりも海外FXの方が税金が高いといデメリットがあります。
国内では申告分り課税として一律20%の税金を支払わなければいけませんが、海外の場合は利益が195万円以下なら15%、330万円以下なら20%と、FXで稼いだ額に応じて税率が上がっていきますので、注意が必要となります。
FXで利益を得るためのルール
トレードプランをきちんと守る
ご自身がトレードを行う上で、大事にしているトレードプランをきちんと守ることが大切です。トレードで負けが重なれば、どんどん冷静でいられなくなって、ルールを破る人もいますが、そうならないようにしましょう。
例えば、ルールとして「○○pipsまで含み損になったら絶対に損切りをする」というルールをあらかじめきめていたら、必ず守りましょう。
マーケットを予想する
トレード分析には、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析があります。
ファンダメンタルズ分析とは、ニュースや経済などのデータを用いてマーケットを分析することです。一方で、テクニカル分析とは、ピボットやフィボナッチなどのテクニカルツールやテクニカル指標などを用いてマーケットを分析することをいいます。
多くのトレーダーは、この2つの分析を組み合わせてマーケットを予想しています。そのため、決して、当てずっぽうではなく、分析を行って取引しましょう。
自分の限界を知る
自分の限界を知ることは、実はとても重要なことなのです。どの程度のリスクを許容するかなど自分の限界を知ることで、許容した損失以上のリスクをとらないようにできます。
常に冷静でいる
含み益が出ている状態でも、感情的になってはいけません。熱くなってしまうと、ルールを守れなくなってしまいます。
FXで勝つためには、感情に左右されずに、常に冷静でいることが大事です。そして、損切りをして、損失がでたからといって焦る必要もありません。焦らずに、トレードプランに従って少しずつ損失を回復していきましょう。
ご自身に合うFX業者を選びましょう
FX取引を始める際、ご自身に合うFX業者を選ぶことが重要です。約定力、スプレッド、レバレッジ、ボーナスなど人によって選ぶ基準は違うでしょう。しかし、どの業者がいいのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
FXに関するQ&A
FXは本当に儲かる?
中高年の方を中心に、FXや投資は危険だ!と考えている方が多い一方で、最近では副業として主婦や学生が始める割合が増えていることも事実です。
一般社団法人金融先物取引業協会が発表した報告書によれば、FXトレードをしている人の中でなんと6割以上の方が儲けているという結果が出ています。
また、FXによる利益額は「20万円未満」が35.6%と最も高く、少額でもFXを初めて5年以内で儲けている人はかなりいるというデータがあります。FXは投資の中でも悪いイメージを持たれる方が多いですが、実はFXは儲けることができる投資なのです。
FXは放置で稼げる?
FXの自動売買(EA)を利用することで、放置して稼いでいる方もいます。FXの自動売買(EA)は、自ら注文をしなくても良いので、チャート画面に張り付く必要がないのです。忙しいサラリーマンはもちろん、FX初心者から上級者まで自動売買(EA)を便利に使いたいと思っているトレーダーは多いです。
そんなFX自動売買(EA)のおすすめ業者が知りたい方は「海外FXで自動売買(EA)におすすめの業者を全50社から厳選!」というページに詳しくまとめていますので是非参考にしてください。
FXのナンピンとは?最強って本当?
FXにおけるナンピンとは簡単に説明すると、「含み損になっているポジションをさらに買ったり売ったりする行為」のことを言います。例えば、「購入したときのポジション」から2円下がった場合、2円下がったタイミングで同じロット数の購入をしていれば、1円上がっただけでプラマイゼロにすることができます。
結論から言うと、総合的にナンピンはリスクが高く、最強とは言えません。ただし、「ナンピン手法に向いている人」がいることも事実です。それは、「根拠のあるトレードができる人」または「中級者以上の人」です。
「根拠のあるトレードができる人」は基本的にマイルールを作っていることがあり、中級者以上の人はFXのノウハウや実力があるため、ナンピン手法を行っても良いでしょう。しかし、歴が長いだけで実力がついてきていない人などは、自分で中級者と思っていても、ナンピン手法はしない方が良いでしょう。
また、「FXビギナー」「行き当たりばったりでトレードする人」「含み損があるとアタフタする人」もナンピン手法は向いていないので、避けた方が良いでしょう。
FXで絶対に負けない方法はない?
結論から言うと、FXで絶対に負けない方法はありません。なぜならば、負けない方法が本当にあるならFX取引をしている全員が億万長者になっているからです。どれだけFXで稼いでいる人でも、1回も負けたことがないという人はほとんどいないでしょう。
たまに、SNS上の口コミなどで「FXで100%勝つ方法」「絶対に負けない方法」などの商材を売っている怪しげな人を良く見かけますが、100%詐欺だと思っていいでしょう。FXで大切になるのは「負けない方法」ではなく「できるだけ負けを少くする方法」になります。
FXのダウ理論とは?
ダウ理論とは、アメリカのジャーナリストで証券アナリストでもあったチャールズ・ダウ氏が提唱した理論になります。簡単に言えば、安値を切り上げて高値を切り上げれば上昇トレンド、高値を切り下げて安値を切り下げれば下降トレンドという理論です。
それだけでもトレンドの判断は可能ですが、ダウ理論には以下の6個の基本的な法則があると言われています。
- 平均はすべての事象を織り込む
- トレンドには3種類ある
- 主要トレンドは3段階からなる
- 平均は相互に確認されなければならない
- トレンドは出来高でも確認されなければならない
- トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
FXのロット(lot)とは?
ロット(lot)とはFXの取引通貨量の単位のことです。ロット(lot)はFX業者によっても異なりますが、多くの場合は1ロット(lot)=10,000通貨で表しています。また、FX業者によっては口座タイプによって、1ロット(lot)=1,000通貨と設定している業者も存在します。
FXの信託保全とは?
信託保全とは、顧客資金をFX業者の資産と分けて管理するために、信託銀行と信託契約を締結して、顧客資金を信託口座にて管理することをいいます。
つまり、万が一FX業者が倒産したとても、顧客資金は委託先の金融機関から全額返還されるということです。信託保全はトレーダー保護の観点から、金融商品取引法などで国内FX業者に義務付けられています。
FXのストップ狩りとは?
FXのストップ狩りとは、一時期かなり話題になったFX業者による悪質な行為です。
そもそもFX業者の収益は、取引ごとに発生するスプレッドです。そのため、会社としてはトレーダーに1回でも多く取引をしてほしいのです。長期保有されるよりは、スキャルピングやデイトレードのようなポジションを短時間で決済してくれる方がありがたいというわけです。
よって、「逆指値を設定しているレートにあと少しで届きそう」という状況であれば、管理画面上の相場を操作し、一瞬だけ相場が動いたように見せかけて、逆指値レートに引っ掛かってしまったということにすれば決済が完了します。
決済が完了してしまえば、トレーダーも次の取引へと移行しやすいので、さらに利益を見込めることができます。
FXはギャンブルか投資か?
ギャンブルとは、いわゆる娯楽のことです。それに対して、投資とは、ルールや計画に基づいて、資産を増やすために、お金を投じることをいいます。
ギャンブルも投資もハイリスク・ハイリターンという共通点はありますが、投資はリスクコントロールをすることができ、ギャンブルはリスクコントロールができないという違いがあります。そのため、FXは投資になります。
FXであれば、たとえ現状損失を出しているとしても、これ以上損失が大きくならないように損切りをすることができます。そうすることによって、リスクコントロールができます。反対に、ギャンブルは勝つか負けるかのどちらかを予想するだけで、負けてしまうリスクをコントロールすることができません。
基軸通貨が米ドルの理由は?
基軸通貨とは、金融取引の基軸となる国の通貨のことをいいます。現在では、基軸通貨=米ドルという認識がされつつあります。
結論から言うと、米ドルが世界の基軸通貨である理由は、アメリカが強い影響力をもつ国だからです。アメリカは、軍事や経済などあらゆる面で群を抜いており、アメリカを中心に経済は回っていると言っても過言ではありません。
そのため、今後も変わらずアメリカが基軸通貨となって取引されるでしょう。FXを行う上で、そんな米ドルは無視できない存在となっています。
FXの歴史について知りたいです。
かつては、決められた銀行しかFX業務を取り扱えず、一般の企業や個人が参加することは法律で固く制限されていました。しかし、1998年に「改正外為法」が施行され、一般企業でもFX業務の取り扱いができるようになったのです。そのことをうけ、個人でもFX取引が行えるようになりました。
当時はまだ法律の制度があまかったため、悪徳業者を含む様々な業者が参加できていました。そのため、しつこい勧誘を繰り返したり、脅したりといったことがたえなかったようです。このようなことから、当時FX取引を行っていた方にとっては、おそらく悪い印象しかなかったでしょう。
しかし、これらのトラブル多発を受け、再度2005年に法整備が行われることになりました。悪徳業者に対して金融庁が厳しく取締りを行った結果、徐々に悪徳業者の数は減っていきました。
なお、悪徳業者への取り締まりは今でも続いているため、2023年現在悪徳業者はほぼ消滅したといわれています。また、悪徳業者とまではいきませんが、サービスの質が悪いFX業者もどんどん減っていきました。
現在は優良企業が増え、いかに優れたサービスを提供できるかで競い合っています。各業者が切磋琢磨することにより、よりレベルの高いサービスを受けられる業者が増えているのが現状です。FXは、今後もさらにメジャーな金融商品として人気がでること間違いなしです。
FXのデモトレードとは?
FXのデモトレードとは、実際にFXを始める前にデモ口座を利用して取引することをいいます。デモ口座で利用できるお金は架空のお金なので、たとえデモトレードで負けたとしても現実的に損をすることはありません。そのため、本格的にFXトレードを始める前の練習になるでしょう。
しかし、FXのデモトレードを使い続けることは良いことばかりではないのです。デモトレードには以下のようなデメリットも存在します。
- リアルトレードではないのでなかなか真剣にはなれない
- ついついゲーム感覚になってしまう
このように、デモトレードに慣れてしまうと、ぬるま湯に浸かってしまってなかなか抜け出せないというデメリットがあります。実際に、本当のお金を使うわけではないので、身銭を切らないということはどうしても真剣さに欠けてしまいます。
また、負けても損をしないということからついついゲーム感覚になってしまい、いざリアルトレードをしようとした際もその悪い癖が残ってしまうのです。
そのため、デモトレードを始める時は取引のやり方やチャートの見方に慣れるために使い、慣れたらすぐにリアルトレードに切り替えましょう。
FXの口座は複数持つべきですか?
各口座の優れた部分や独自性は、実際に使ってみないとわからないものです。サポートの充実度や取引画面の使い勝手など、実際に利用してみないことには感覚が掴めませんよね。公式サイトに書かれている説明文を読んで得たイメージと、実際に利用してみて感じるイメージは全然違うこともあります。
そのため、口座を開設する際は、「開設料は無料」というメリットを活かして、1口座だけ開設するのではなく、複数の口座を同時に開設してみるのがいいでしょう。
ボーナスを多くもらえる
業者を使い分けて複数の口座を開設すると、ボーナスを多くもらえるというメリットもあります。特に、海外FX業者だと口座を開設するだけで2万円のボーナスをもらえる業者も存在するのです。そういったいくつかの業者で口座を開設したら、それだけボーナスをもらえます。
トレードスタイルによって使い分ける
複数口座があれば、トレードスタイルによって使い分けることも可能です。
例えば、
- A口座はデイトレ用
- B口座はスキャルピング用
- C口座はスイング用
というように、それぞれの用途で利用で利用できるのです。
FXの押し目買いとは?
押し目買いとは、上昇トレンドにある中で、一時的にレートが下がったところで買うことです。上昇トレンドの最中だとしても、一方的に上がり続けることはほとんどありません。上がり続けている中でも、一時的にレートが下がるポイントがほぼ確実に出てきます。
そのため、相場はトレンド → 調整 → トレンド → 調整と波を描きながら進んでいきます。この一時的な調整のことを「押し目」といい、この押し目で、買い注文を入れることを「押し目買い」といいます。
FXの戻り売りとは?
戻り売りとは、下降トレンドにある中で、一時的にレートが上がったところで売ることです。「上昇トレンドの最中だとしても、一方的に上がり続けることはない」と前述しましたが、その逆も然りです。たとえ下降トレンドの最中だとしても、一方的に下がり続けることはありません。
トレンド → 調整 → トレンド → 調整というように、下がり続ける中でも一時的にレートを上げるポイントがほぼ確実に出てきます。
FXの円高と円安とは?
FXの円高とは?
例えば、「1ドル=100円」だった時に、「1ドル=99円」「1ドル=98円」というように、円の価値の方が減っていれば「円高」ということになります。
なぜならば、「1ドル=100円」ということは、1ドルに対して1円が100個ないと同じ価値にはならないことを意味しています。要するに、円の価値の方がドルの価値に比べて弱い「円>ドル」となります。
これが、「1ドル=99円」だと99個で対等、「1ドル=98円」だと98個で対等、となっていくわけなので、円の方が減っていけば徐々に円の価値が強くなってきているということになります。
もっとわかりやすく解説すると、例えば、1人のお相撲さんと100人の高校生が戦った時に互角だったとします。その際に、高校生の数が90人でも互角に戦えるようになったとしたら、高校生1人1人の力が強くなったということになりますよね。お相撲さんがドル、高校生が円、と置き換えれば理解しやすいのではないでしょうか。
なお、「1ドル=100円」から円高になっていくと、同時にドルの価値は下がっていることになります。こういう状態を「ドル安」といい、「円高ドル安」とも呼ばれます。
FXの円安とは?
例えば、「1ドル=100円」だった時が、「1ドル=101円」「1ドル=102円」というように、円の価値の方が増えていけば「円安」ということになります。円高の時と同じ要領で、1ドルに対して、1円が100個あれば対等だったところが、「1ドル=101円」だと101個で対等、「1ドル=102円」だと102個で対等、と円の価値が徐々に下がっているため、「円安」といいます。
なお、円安はドルの価値が高まっていることにもなるので、「円安ドル高」とも呼ばれています。
ここまでで、円高と円安について解説してきましたが、理解を深めることはできたでしょうか。FXに投資を行う場合、ドル円のように円がつく、いわゆる「対円チャート」の場合は以下の通りになります。
- 円安:チャートが上方向へ進んでいる
- 円高:チャートが下方向へ進んでいる
上記のように覚えておきましょう。ちなみに、「ドル円が上がる」「ドル円が下がる」という言い方もしますが、上がる場合は円安、下がる場合は円高となります。
FXの通貨ペアとは?
通貨ペアとは、売買する2国間通貨の事を意味します。そんな通貨ペアの順番はEUR→GBP→AUD→NZD→USD→CAD→CHF→JPY となります。
2通貨ペアにする場合、上記に記した順番通りに左の通貨が必ず左に来ます。例えば 、EUR/GBPやAUD/JPYというように必ず左の通貨が右に来るのです。そのため、GBP/EURやJPY/USDのように、ペアを組んで右の通貨が左にくることはありません。
また、USD/JPYをロングでエントリーする場合は、USDを買って、JPYを売っている状態となります。
- USD→ 米ドル
- EUR→ ユーロ
- GBP→ イギリスポンド
- AUD→ 豪ドル
- NZD→ ニュージーランドドル
- CAD→ カナダドル
- CHF→ スイスフラン
- ZAR→ 南アフリカランド
上記のような通貨ごとに、円がからむ通貨○○○/JPYをクロス円と呼び、○○○ /USDと米ドルがからむ通貨をドルストレートと呼びます。
例えば、以下のような通貨ペアがクロス円と呼ばれます。
- USD/JPY(ドル円)
- EUR/JPY(ユーロ円)
- GBP/JPY(ポン円)
- AUD/JPY(豪ドル円)
一方で、以下のような通貨ペアがドルストレートと呼ばれます。
- EUR/USD(ユーロドル)
- GBP/USD(ポンドル)
- AUD/USD(豪ドルドル)
このように、「ドル / 円」買いとは、左の通貨を買っていることが買いだと理解できましたか?売りと買いでややこしい場合は、チャートが上に行くと思えばロング(買い)、チャートが下に行くと思えばショート(売り)と理解してください。
- 買うこと=ロング
- 売ること=ショート
これらはFXでの用語です。理解するより使って慣れて覚えるしかないですね。
ファンダメンタルズ分析とは?
ファンダメンタルズ分析とは、国の政策などで長・中期的にはこのような動きになると予想したり、短期的には要人発言や指標結果もとに分析したりすることをいいます。
「経済を分析する」となると難しいイメージを持ってしまいがちですが、毎日経済新聞を読んだり難しい経済書を読んだりする必要はありません。最初の段階は、隙間時間にメジャーな国のいくつかの経済指標や経済ニュースを目にしておくだけでも十分参考になるでしょう。
なんとなくでも経済関連の情報・ニュースに触れているうちに、だんだんと具体的な「為替に影響を与える経済情報」というのがわかってきます。
特に、経済指標の中でも重要マークのある指標は、注目されているので注意してください。指標発表前にポジションがある場合は発表前に決済するか、含み益が出ている場合は逆指値がプラスの状態であれば保有するのも良いと思います。
FXの両建てとは?
両建てとは、同一通貨ペアで、買いポジションと売りポジションを保有することをいいます。
例えば、ドル円で10万通貨の買いポジションと売りポジションを同時に保有している状態を指します。
そんな両建ては多く分けて以下の3つがあります。
- 同一口座間での両建て(全ての業者で認められている)
- 複数口座間での両建て(一部の業者で禁止行為)
- 別の業者間の両建て(ほとんどの業者で禁止行為)