FOMCとは?FXにおけるFOMCの影響度・チャートの値動きを解説!

FOMCとは?

FOMCとは、アメリカの金融政策を決定する会合のことで、Federal Open Market Committeeの頭文字をとった略称です。この英語の訳は連邦公開市場委員会という意味になります。

このFOMCは年に8回、約6週間ごとに開催されます。その際、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針を発表します。

この発表結果が市場の予想と違った場合、為替レートや株式市場が大きく変動することがあり、世界の金融マーケットにも大きく影響を及ぼします。

この会合はFRB(Federal Reserve Board 連邦準備制度理事会)メンバーの理事7名と、ニューヨーク連邦準備銀行総裁1名、地区連邦準備銀行4行の総裁4名からなる、計12名で構成されます。

日本でいう、日銀金融政策決定会合にあたるものが、このFOMCです。

このFOMCの開催スケジュールを把握することは、投資をするにあたって極めて重要とされています。なぜなら、次回のFOMCで利上げや利下げが行われるかどうかにより、為替市場の動きが左右されるからです。

金利変更の見通しなどについては、FRB議長の発言をもとにして経済レポートなどに随時予測記事が発表されます。

また、この会合の議事録は開催の3週間後に公開されることになっています。しかし一般的にはこの議事録よりも、開催直後に出される声明文の方に注目が集まります。この声明文の文言によって、次回の会合における金利の動きを市場が判断することになるためです。

この会合は年8回の開催ですが、毎回政策金利が変更されるというわけではなく、利上げ・利下げの変更については年数回程度と考えるとよいとされています。

またこの8回のうち4回、開催後に議長の記者会見と、メンバーの経済予測の発表が併せて行われます。

具体的な金融政策の変更が行われない場合でも、情報量が多いということでFX市場では注目度が高くなります。

FXにおけるFOMCの影響度・チャートの値動き

このFOMCでは政策金利の利上げ・利下げの判断をしているため、世界のマーケットに与える影響が大きいのですが、市場関係者の予想との乖離があるかないかによっても大きく違ってきます。

例として、市場が0.25%の利上げを予想していたときに0.5%の利上げが決まると、予想以上の結果ということになり株価に影響がでたりします。

また、為替相場は投機的な動きで乱高下する場合もあります。現状維持だと予想されていたものが利下げされた、というような各種政策の変更には注意が必要だといえるでしょう。

一方で株式市場は利下げになった場合、企業の設備投資などにかかる資金調達コストも同時に下がるため、企業業績の向上期待から株価の上昇に転じる場合が多くなります。

こうした利下げの場合、債券の金利も低下するので、債券市場から株式市場に資金シフトをする投資家も増えることがあります。この動きも株高の要因として考えることができます。

また、前述したように、日本の株式市場は米国市場の動きと連動する性質を持っているため、米国市場が上がった場合、日本市場のプラスに働く要因となることが多くあります。

また、金融危機リーマンショックの際は、米国の政策金利は大幅に引き下げられました。ほぼ0%にまで低下しましたが、緊急措置として大幅な量的金融緩和が3回にわたって実施されたという前例があります。

まとめ

このように、政策金利の上げ下げなどを決めるこのFOMCは、他国への影響も大きく出るため注目がされます。

アメリカの経済動向は世界経済の中心でもあるため、世界中の市場関係者が注目する会合です。

また、このFOMCの声明や議事録にだけ注視するのではなく、他の経済指標のチェックも欠かせないとされます。

そもそもこのFOMCでは景気の動向を見極めながら運営がされるため、FOMC自体の動きの予測のためにもチェックするべきだといえるでしょう。

この海外FX記事の執筆者プロフィール

海外FXバンク(編集長オペラ)
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