消費者物価指数(CPI)とは?FXにおける影響度を解説!

消費者物価指数(CPI)とは?

消費者物価指数(CPI)とは、物価が何%上下したかを表す経済指標の一つです。CPIは「Consumer Price Index」の略称です。項目や構成比、算出方法は国によって違いがあります。

インフレ傾向かデフレ傾向かの判断材料として、この指標が使われます。

消費者物価指数は、純粋な価格の変化を測定することを目的としており、そのため、世帯の生活費または品質の変動を測定するものではないということを留意する必要があります。

消費者物価指数は「経済の体温計」とも呼ばれています。

経済活動が活発になり需要が上がると上昇率が高まり、経済活動が停滞することで需要が緩むと低下をする傾向があるからです。そのため、経済対策の的確な推進のためには重要な指標となります。

この指標を作成するにあたって、「基準改定」という基準を一定の周期で新しくすることが行われます。世帯の消費構造は、サービスの出現や、し好の変化とともに変化していくからです。日本では5年ごとに改定されており、国際的にみても5年程度の周期で基準改定が行われます。

ですが、この基準改定後に急速に新製品の普及などがあった場合は、5年を待たず見直しがされます。これを「中間年見直し」と称されます。

また、消費者物価指数は純粋な価格変動の測定を目的にしていることため、原則として同一商品の価格を継続追跡しています。

しかし、企業戦略や世帯の消費行動は変化をし続け、売れ筋にも変化があるため、これに対応した調査銘柄の見直しを行うこともあります。

FXにおける消費者物価指数(CPI)の影響度・チャートの値動き

この消費者物価指数はFX取引において、世界各国で発表されるインフレ・デフレの判断として注目度が高い指標です

特に、コアCPIと呼ばれる消費者物価指数の総合指数から、生鮮食品を抜いて算出した数値が最も重視されます。また、このコアCPIは各国によって定義が違うので要注意です。

なぜそ消費者物価指数だけでなくコアCPIを算出するかというと、その対象の項目の価格変動が激しいからです。そのため、コアCPIは消費段階でのインフレ圧力(物価上昇圧力)を測る尺度として使われます。

また、アメリカはインフレターゲットの対象が個人消費支出(PCE)デフレデータであり、日本を含む多くの国でインフレターゲットの対象としているCPIではないことにも注意をする必要があります。

消費者物価指数の発表時、為替市場において米ドルやユーロに大きな値動きを生じさせる場合があります。これは、中央銀行が「物価目標」の設定として利上げ・利下げ期待の判断材料として用いているからです。

物価上昇が見られると通貨高が進行しやすく、物価の下落が見られると通貨安が進行しやすくなります。そのためあらかじめ予想されていた消費者物価指数と結果の数値の乖離が大きいほど当該国の通貨に大きく変動がおこる傾向があります。

また、この消費者物価指数の見方は、基準時を100として、比較時の指数が上昇していた場合、物価が上がったと捉えます。

100という基準は全国の平均的な家計消費を示します。例として前年比の計算をする場合、基準時100に対して1年前の指数が102だったとしたら、2%の物価上昇をしたと見ることができます。

まとめ

消費者物価指数(CPI)は、FXをはじめとした株式投資などの取引を行う際に参考になる経済指標の一つとして、重要な数値です。指標の発表は各国でもほとんどが毎月15日前後に公表されます。

インフレはその国の通貨の価値に繋がります。FX取引での戦略や相場の見通しを立てる際に確認をしておきたい指標です。

また、中央銀行の金融政策の決定にも影響を与えることが大きいため、政策変更の期待感から為替のレートが動くことも多くあります。

消費者物価指数の上昇率や、前月比、前年同月比での推移や変化にも注目すると、中長期的な為替市場の動きの予想に役立つでしょう

ABOUT US

海外FXバンク(編集長オペラ)
海外FXバンクは、海外FX歴10年以上の資産1億超えのプロFXトレーダー オペラが編集長をしています。

海外FX初心者が正しい情報を得て海外FXを始められるように、海外FXの仕組みや口座開設の方法、みんなが気になる海外FX業者のランキングや最新のキャンペーン情報などをユーザー&トレーダー目線でわかりやすく解説しています。

特定の海外FX業者にかたよることなく、フェアに解説することを目的に運営しています。主に海外FXランキングや、海外FXボーナスに関するまとめ、海外FXスプレッド比較、レバレッジ比較などの比較形式でも情報をまとめています。